まっすろな未来

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こみっくがーるず聖地巡礼 白河訪問

[更新履歴]

2020.09.25. Googleフォトから投稿した写真が表示されていない不具合を確認したため、写真の差し替えを行いました。車楽遊新白河高原口前店の閉店情報を記載しました。

 

 2019年3月3日(日)、こみっくがーるず聖地巡礼で白河を訪れた。


今回どのようにして白河まで行こうか迷ったのだが、往復とも新幹線を使った場合、交通費だけで3万は軽く超えてしまう上、丁度青春18きっぷの利用期間と被っていたため、関東までは夜行バスに乗り、そこから白河までは18きっぷで移動することにした。

 

利用した夜行バスはグランドリーム横浜号。学生割引が効くので東京発着よりも安く使えるのがポイント。

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バスは定刻より30分以上も早着。

良い旅の始まりを予感させられたのだが、その期待は一瞬で絶望へと変わった。

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乗車前に18きっぷと共に撮影した1枚。この後悲劇が起こるとも知らずに。

 

 

7時53分、宇都宮行きの普通列車に乗車。一息ついて荷物を整理したのだが、服のポケットや財布、鞄等全ての持ち物のありとあらゆる場所を探ってもきっぷが見つからないのである。あばばばば!

 

「あっ、これ終わったな」と。自分が持っていたきっぷはその日が初めての利用だったのでまだ4回分残っている。誰かに拾われて金券ショップにでも持っていかれたのだろうと確信していた。


そんなこんなで横浜駅まで戻り、窓口で落とし物センターに案内されたのはいいのだが、肝心の自分は横浜駅の構内から出ることも出来ず、ホームで失くしたきっぷを求めてさまよう亡霊のようになっていた。

 

 

そんな自分に渡りに船とも呼べる一通の着信が来た。

 

 


「川崎駅にてきっぷを預かっていますので、取りに来て下さい」

 

 


はい勝ち。


幸いにも東海道線のホームにいたので来た電車に飛び乗ることができた。待ってろよ俺の切符。


急いで川崎へ。窓口で事情を説明し手続きを済ませた後、1時間ぶりに失くしたきっぷとの再開を果たす。

届けて頂いた方には感謝してもしきれない。本当にありがとうございます。

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上野東京ライン東北本線でひたすら北に進み、新白河に着いたのは午後1時19分。大阪を出発してから既に15時間が経過していた。新幹線なら4時間。

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先に新幹線の駅構内を見るために入場券を買うか迷ったが、時間もなかったので予約していたレンタカーを受け取ることにした。

今回お世話になったのは「車楽遊」。1日2680円+税という破格の安さで借りられると聞き、即決した。

[2020.09.25.追記]新白河駅前の車楽遊は2019年9月をもって閉店したみたいです。

 

こちらが2680円で借りた車。三菱のミニカだ。

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白河神社の駐車場で借りた車を撮影。


時間も時間だったので昼飯を求めて車を走らせる。至るところに「ラーメン」の看板が見られたのだが、ここ白河は「白河ラーメン」で有名だ。


そんな自分が選んだお店がこちら。
手打中華「すずき」である。

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待ちもなかったので店に入り5分程で着丼。トッピングのほうれん草は白河ラーメンの特徴だ。醤油ベースのスープであっさりとした味わい。麺は平麺のような縮れ麺といったところか。

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テーブルに練り唐辛子のような物が入った瓶があったのだが、何か分からず店の人に聞いてみるとラー油だった。ひとすくい入れてスープを啜ってみたら味の雰囲気が変わって新鮮だった。


腹も満たされたところで早速巡礼をしていこう。最初にアニメ1話の冒頭で登場した白河実業高校に寄った。

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休日かつ雨が降っていたので人通りがなく撮影しやすかったです。

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ここのミラーですが、アニメのアングルで撮ろうとすると自分の姿がミラーに映ってしまいます。気になる方は足を運んでご自身の目でお確かめください。

 

次は白河神社。高校から神社まで7kmある上に、道中も起伏のある道なので、レンタカーで行かれることを強くお勧めします。

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高校から車で10分弱で到着。

近くの駐車場に車を停め、神社に向かったのだが、

駐車場から神社の境内まで歩いてみたらアニメの進行と完全に一致していて驚きを隠せなかった。

 

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編沢さんから着信を受け、車を降りたシーン。

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編沢さんからアンケート結果を伝えられ、がっくりとうなだれる。

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石段にスマホを置き、土下座しながら電話越しに編沢さんに謝る。

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石段に座り込み泣きじゃくるかおす先生。

 

 

この時既に15時を回っていた。帰りの電車の時間を計算したら1時間しか残ってなかったので、県境の看板の撮影を断念することに。


来た道を戻り、おやつがてら南湖公園の「花月」へ。

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ここはきららMAX2018年10月号にてかおす先生が帰省する際小夢ちゃんと一緒に寄ったお店。はんざわ先生もTwitterでお店のことについて呟かれていました。

 

早速かおす先生セレクトの「ずんだ&ごま」と、小夢ちゃんセレクトの「あん&みたらし」の団子を注文。本編で小夢ちゃんが言ってた通り、小さくてかわいい団子でした。

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こみが5巻の巻頭にかおすの好物が書かれていますが、ちゃんとこの時の設定が生かされていました。

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こちらは小夢セレクトのあんみたらし。

 

コラボグッズを買おうとお土産コーナーを覗いたら、奥に鎮座されていたきららMAXを発見して実家のような安心感を抱く(?)そしてここで白河神社で絵馬を買い忘れたことに気付く。

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新白河駅まで戻り後回しにした新幹線ホームの視察。駅の券売機で入場券を購入し、いざホームへ。

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上京する期待を胸に抱くかおす先生。頑張れ!

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脳内のか(お)す劇場に夢中で新幹線が来たことに気付かず乗りそびれてしまう。

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新幹線に乗りそびれてがっくりと膝をつくかおす先生の姿が思い出されます。

 

折角なら背景に新幹線を入れて写真を撮りたかったのだが、あいにく帰りの電車の時間が来てしまったのでここで撤退。

滞在時間ですが、新白河発17時9分の電車に乗ったのでたったの3時間50分でした。時間に追われずにもっとゆっくり観光したかった…

 

 

夜ご飯は宇都宮名物の餃子。疲れた身体にビールが染み渡る。

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宇都宮駅東口のみんみんで餃子定食を頂く。

 

あとは宇都宮から横浜まで2時間半程かけて電車に乗るだけ。疲れていたのでグリーン券(780円)を買い、人生初のグリーン車に乗車。

座席にコンセントがなかったのが残念だったが、空いていて非常に快適だった。

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首都圏では2階建てのグリーン車が連結されており、グリーン車を購入すれば18きっぷでも乗車できるので快適に移動できる。

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こちらは2階席の写真。リクライニング可能な転換クロスシートを備える。

 

22時1分横浜着。行きと同様ここから夜行バスで大阪まで移動。お疲れ様でした。

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花月のお土産コーナーで購入した絵馬と缶バッジ。ポストカードは絵馬の購入特典で貰えました。

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 私事ですが、遠征した際はこのようになるべく記事に残していけたらいいなぁと考えています。最後まで読んで頂きありがとうございました。